カードゲームにおけるビデオ通話対戦(ヴァイスカ)について

こんにちは、いたちです。

 

今回はビデオ通話対戦についてお話しようと思います。

 

 

はじめに

先日、今流行りのコロナの影響によりブシロード公認大会及び非公認大会(CS等)の開催自粛、その加え多くのカードショップではデュエルスペースの使用を禁止にするという異例の事態になりました。

そこで、ビデオ通話にて対戦を行える通称"ヴァイスカ"と呼ばれるものの需要が上がったと思い、筆を取らせていただきました。

 

必要なもの

PCの場合(推奨)

・PC一式

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言わずもがな。PCでやるならパソコン本体やディスプレイ等は必要ですね。

ノートパソコンでも大丈夫です。

 

Webカメラ

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リアルタイムで映すためのカメラです。

画像のは、BUFFALOのBSW200MBKになります。

 

・マイク(必要な場合のみ)

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声をインプットするためのマイクです。

必要な場合のみと書かせていただいた理由は、WebカメラやノートPC本体にマイクがついている可能性があるためです。

もちろん音質を気にしたりする場合は、ちゃんとしたマイクを買ったりオーディオインターフェイスを買ったりといろいろ必要になるのでここでは多くは語りません。

オススメはUSB接続が出来るコンデンサーマイクになります。

 

スマートフォンの場合(非推奨)

そもそもビデオ通話対戦自体、スマートフォンでやることが向いてないことご理解ください。

スマートフォンの場合は、カメラとディスプレイが一体化してるため、盤面を撮影しながら相手の画面を見ないといけないため常に俯瞰しながらプレイする姿勢になると思われます。

それでも行う場合は以下のものが必要になります。

 

スマホスタンド

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ずっと持ちながらやるのは難しいので高い位置から固定することが出来るスマホスタンドが必要になります。

三脚型の物は対面から盤面が見えにくい場合があるため、出来る限り避けましょう。

 

(余談ですが、過去にストレージを積んでスマホを上に置き撮影していた友人が居ましたがもちろん非推奨です。)

 

共通

・Discord(Skype

Discordとは、ゲーマー向けにデザインされた多機能クロスプラットフォーム型チャットツールです。

SkypeよりもDiscord推奨です。理由はのちほど説明します。

 

・プレイマット

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カードゲーマーなら大体の方が持ってると思われるので問題ないと思いますし、実際無しなら無しで良いとは思います。

画像のバハムート君のように余ったプレマはデスクマットとしても使えます。

(意外とマウスの感度が良いのでオススメです。)

 

・ヘッドホン(イヤホン)

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疲れるからスピーカーで垂れ流ししたいという気持ちは十分わかります。しかし、スピーカーで流しているとマイクがその音を拾って相手に声が反響してしまうことがよくあります。

お互い付けないとハウリングしてしまうこともあります。

 

そのため、通話する際はエチケットとしてヘッドホンは付けるように心がけましょう。自分の声が反響して帰ってくるって結構不快だったりします。

 

・マーカー

f:id:nanoitachi:20200228210604p:plainセンターマーカーとしてではない使い方をします。

使い方はのちほど解説します。

 

・良心

言わなくてもわかるとは思いますが、これが一番大事です。

「顔が見えないから~」とか「どうせ今後会うことはないだろうし~」とか思って毒を吐く人が稀に居ますが、本当に良くないです。

”よろしくお願いします””ありがとうございました”を徹底して、お互い気持ち良いゲームが出来るようにしましょう。

 

環境の構築について

設置

とりあえず買い揃えたはいいが、どのように配置していいかわからない。

そう思う方もいると思うので一例をご紹介させていただきます。

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これは自分の環境なんですが、マイクスタンドにアームを付けてそれでカメラを固定しています。

 

こちらは、ブシロードプロモーションプロデューサーの田中ブンケイさんのTwitterで公開していた環境になります。

網を使ってWebカメラが完璧に上から俯瞰して撮っている感じですね。

(網は100均で購入することが出来ます。)

他にもWebカメラをディスプレイにつけたり高い位置で固定したりといろんな方法があります。

 

調整

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これが実際にカメラから映る画面になります。

カメラソフトを使ったり、LINEや実際に友人と通話したりしてみて見え方を確認しましょう。

 

ここで、ちゃかり使ってるマーカーについて説明します。

ちゃんと調整すれば少ないのですが、対面によっては見え方がプレイヤー視点だったり対面での視点だったり反転していたりと様々だったりします。

そのためマーカーを使って中央の右側がどこに当たるかということを確認しておくことでダイレクトアタックをしたはずなのにフロントアタックをしていたなどのトラブルを避けるためにマーカーを用います。

 

Bushiroad Remote Fightについて

2020年2月29日(土)20時からBushiroad Remote Fightという新たな試みが始まります。

このBushiroad Remote Fightでは交流時間にログインし、対戦マッチング用botにメンションを送ることで自動マッチングするというシステムだそうです。

新たな試みであるため、詳しくは公式ホームページをご覧ください。

https://bushiroad.com/remotefight#

 

そこで必要な物の1つが”Discord”です。純粋にビデオ通話対戦を行うにしてもSkypeよりDiscordの方が音質が良かったり多機能であるという点でもDiscordの方が使いやすいです。

そのため、SkypeよりもDiscordを推奨いたします。

(元々Skypeヴァイスシュヴァルツをすることをヴァイスカと呼んでいたのですが、時代はDiscordに変わってきてますね。)

 

最後に

新型コロナウイルスによるデュエルスペース閉鎖など異常な事態ではありますが、今の時期は無理な外出はせず、自宅でゆっくりとビデオ通話対戦を行って見るのはいかがでしょうか。

ビデオ通話対戦はちょっとした事情があり長らくやっていなかったのですが、これを機に自分も久々にやろうと思いました。

 

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